深刻なケアラー支援をめぐる課題はヤングケアラー問題をはじめ毎日のように報道されています。
要介護者と同様ケアラーにも十分なサポートを政策化することが重要です。
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第80回九都県市首脳会議が10月25日に開催(WEB開催)され、
『ケアラーへの支援について』以下のように提案されました。
ケアラーの中には、過度なケアの負担による心身の不調や不本意な離職、長期間にわたるケアの継続により将来への見通しが持ちづらいため、自分の希望する人生や日々の暮らしが送れない、社会的に孤立に追い込まれているといった課題があり、そうした方々を社会全体で支援していくことが必要である。
(略)
国・都道府県・市区町村が一体となって具体的な支援を進めていく必要があることから、次の事項について、特段の措置を講じられたい。
1 法令上にケアラーが支援の対象であることを明確化するとともに、国・都道府県・市区町村の役割分担についても明らかにすること。
2 被介護者に対する各種支援制度の運用に当たっては、ケアラーを一律に「介護力」とすることを前提とせず、個々の状況に応じて必要なサービスを受けられることを明確に示すこと。
3 ケアラーの負担に配慮し、個々の状況に応じてケアラー自身も支援を受けられるよう、必要なサービスの創設を含めた具体的な支援策を講じること。
4 地方自治体が行うケアラーへの支援について、年齢や属性、分野を問わず創意工夫をもって柔軟に対応できるよう、自由度の高い新たな交付金を創設するなど、十分な財政支援を行うこと。
↓(提案内容)
http://www.9tokenshi-syunoukaigi.jp/…/4124e9796a0088104…http://www.9tokenshi-syunoukaigi.jp/